WIRES-Xではパーソナルコンピューターを介してインターネットに接続した無線局(ノード局)が、無線通信とインターネットを接続するアクセスポイントとなりアマチュア無線局の通信を中継します。WIRES-Xを利用する移動局は、ノード局を利用して、世界中のアマチュア無線局と交信することができます。

WIRES-Xノード局には、2つの種類があります。
インターフェイス装置HRI-200を接続するノード局
パソコンとWIRES-X接続キットHRI-200、対応するトランシーバーによって構成されるノード局です。
インターネットを介してノード局や複数のノードで構成されているコミュニティスペース「ルーム」を開設・運営したり、ノード局やルームにメッセージや画像をアップロード・ダウンロードできるニュースステーション機能などWIRES-Xの魅力を最大限に楽しむことができます。

ポータブルデジタルノード局
パソコンと対応するC4FMデジタルトランシーバーによって構成されるデジタルノード局です。
外出先でもインターネット環境があれば、簡単にデジタルノード局を開設する事ができ、より機動性の高い運用を楽しむことができます。
(詳しくはこちら)

●ノード局の仕様比較

HRI-200を接続したノード局 ポータブルデジタルノード局
ノード構成 ノード局用トランシーバー/HRI-200/PC ノード局用C4FMデジタルトランシーバー/PC
デジタルノード局運用
アナログノード局運用 -
ノード局へのアクセス
ルームへのアクセス
ルーム開設 -
他のPCから遠隔操作(リモートモニター)機能 -
グローバルIPアドレスの設定 必要 不要
通信ポート開放などのルーター設定 必要 不要

必要な設備

WIRES-X 接続用キット HRI-200

無線機

・C4FM デジタルノード局の場合
  10ピンMini-DIN データ端子搭載のC4FM デジタル無線機

・FMアナログノード局の場合
  10ピンMini-DIN データ端子搭載のC4FM デジタル無線機または
 6 ピンMini-DIN データ端子搭載のFM アナログ無線機

パーソナルコンピュータ

• OS:Microsoft® Windows® 7 / 8.1 / 10
• クロック周波数:2.0GHz 以上
• HDD:1GB 以上の空き容量
• RAM:2GB 以上
• USB ポート:2.0 (Full-speed)
• ディスプレイ解像度:1366 x 768 以上
 16 ビットhigh color 以上(32 ビットtrue color を推奨)
• LAN ポート:100BASE-TX/1000BASE-T
 有線LAN を推奨

インターネット回線

• ADSL 8Mbps 以上(高速回線を推奨)
• グローバルIPアドレス(動的または固定グローバルIPアドレスどちらも使用できます)
 WIRES-Xノード1件につきアドレスが1つ必要となります
• ルーターの「NAT」あるいは「ポートマッピング」、「アドレス変換機能」などと呼ばれる設定機能で、WIRES-X用に使用するパソコンのIPアドレスから、次に示す6つのUDPポートを開放してください。

46100、46110、46112、46114 、46120、46122

※WIRES-Xソフトウェアのポートチェック機能で、正しくポートが開放できているか、容易に確認できます。

UPnP機能に対応しているルータでは、WIRES-XソフトウェアのUPnP自動登録機能を使って簡単にUDPポートの開放ができます。


ポータブルデジタルノード局

ポータブルデジタルノード局とは、C4FMデジタルトランシーバーのポータブルデジタルノード機能を使い、パーソナルコンピューターを接続して開設するデジタルノード局です。

WIRES-Xポータブルデジタルノード機能とは

対応するC4FMデジタルトランシーバーをパソコンと直接接続することで機動性の高いデジタルノード局を構築する機能です。ポータブルデジタルノード機能によって、旅行先の宿泊施設、空港、車両、Wi-Fiアクセスポイントなどからワイヤーズエックスのノード局やルームの接続が可能となり、従来のHRI-200を接続したフルスペックの固定型ノード局と比較して、より簡易的で機動性の高いノード局運用が可能となります。

●「WIRES-Xポータブルデジタルノード機能」の概要はこちら
●詳しい接続方法、設定、ユーザー登録などの事前準備や取扱説明についてはこちら

必要な準備と設備

ユーザー登録(ID番号取得)

WIRES-Xポータブルデジタルノード局のID登録を行ってください。
WIRES-X新規ID登録は下記ページから
https://www.yaesu.com/jp/wires-x/index.php

WIRES-Xポータブルデジタルノード機能対応機種

以下のC4FMデジタルトランシーバーのファームウエアのアップデートによってWIRES-X ポータブルデジタルノード機能を使用することができます。

【対応機種】(2019年2月現在)
• FT2D
• FTM-100D/DH
• FTM-400XD/XDH
• FTM-400D/DH(最新版ファームウェアへのバージョンアップが必要です。)

対応するWIRES-Xソフトウェア、トランシーバーのファームウェア

• WIRES-X ソフトウェア: Ver.1.510 以上
• FT2D:MAIN: Ver.3.10 以上、SUB: Ver.2.01 以上、 DSP: Ver.4.31 以上
• FTM-100D/DH: MAIN: Ver. 2.40 以上、 PANEL: Ver. 2.10 以上、 DSP: Ver. 4.31 以上
• FTM-400XD/XDH: MAIN: Ver. 4.40 以上、 DSP: Ver. 4.31 以上
• FTM-400D/DH: MAIN: Ver. 3.40 以上、 DSP: Ver. 4.31 以上

パーソナルコンピュータ

• OS:Microsoft® Windows® 7 / 8.1 / 10
• クロック周波数:2.0GHz 以上
• HDD:1GB 以上の空き容量
• RAM:2GB 以上
• ディスプレイ解像度:1366 x 768以上 16 ビットhigh color以上( 32 ビットtrue colorを推奨)
• USB ポート:USB 2.0 (Full Speed)
• LAN ポート:100BASE-TX/1000BASE-T またはWi-Fi:IEEE 802.11 b 以上
• サウンド機能*1
*1:「ポータブルデジタルノードモード」、「ポータブルHRIモード」のどちらで使用する場合にも必ずサウンド機能が必要です。また、ノード局のトランシーバーにFT2Dを使用し、「ポータブルHRIモード」でダイレクト運用をおこなう場合には、パソコンのサウンドデバイスで“マイク端子から入力した音声をスピーカーから出力する”機能の設定が必要です。
• 3.5φスピーカー端子、3.5φマイク端子*2 (「ポータブルHRIモード」でインターネット通信を行う場合のみ必要です。)
*2:ノートパソコンなどで端子が異なる場合は市販の変換ケーブルで3.5φスピーカー端子、3.5φマイク端子に変換してください。
• スピーカー(ノード局のトランシーバーにFT2Dを使用し、「ポータブルHRIモード」で設定時にダイレクト運用でインターネット通信を行う場合のみ必要です。

インターネット回線

• ADSL 8Mbps 以上の速度のインターネット回線 (固定または動的グローバルIPアドレスは必要ありません。)

接続ケーブル

• FT2D用
SCU-39 WIRES-X コネクションケーブルキット(オプション)
(SCU-39 にはSCU-19 およびCT-44、 オーディオケーブル(2本)が含まれています。)

• FTM-100D/DH, FTM-400XD/XDH, FTM-400D/DH用
ポータブルデジタルノードモード(デジタル局とのインターネット通信に対応)
SCU-20 PCコネクションケーブル(FTM-100D/DH, FTM-400XD/XDH,FTM-400D/DH 付属品)

ポータブルHRIモード(デジタル局またはアナログ局とのインターネット通信に対応)
SCU-40 WIRES-Xコネクションケーブルキット(オプション)
(SCU-40にはSCU-20、 オーディオケーブルが含まれています。)