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How to Select
失敗のないトランシーバー選び。

ハンディ機は、こう選びたい。

気軽に使いたいハンディ機は、できる限り小さいほうがいい。でもそのために、操作性や性能、機能、実用性といったものまで犠牲にしては、話になりません。たとえば、いまやハンディ機の多機能化が進展していますが、多機能化を追及するあまりに「使えない」ハンディ機も見受けられます。たとえば、音量調節。聞きやすい音量には個人差があり、また周囲の状況によって聞き取りやすさも変わります。
自分の好みに合わせて簡単に調整できるツマミ式と、決められた幅を上下ボタンでステップさせる方式では、使い勝手はぜんぜん違います。

また、アウトドアで使うハンディ機だから、うっかり落としたり、水に濡れてしまったりすることがあるかもしれません。自分で使用するシーンを考えて、慎重に選びたいものです。

●とにかく、店頭で確かめてみよう。

無線機は、電気屋さんではなかなか手に入りません。最近ではインターネットで購入できるようにもなりましたが、できれば最初のトランシーバーは、実際にハムショップで手にとってから購入したいものです。

特に小ささや、持ちやすさの確認はパソコンの画面ではできません。Webサイトでは、ハムショップを紹介しています。お近くのハムショップを、一度ご確認ください。

●高機能か、小さいシンプルタイプか
忘れがちな基本的なことを、紹介しておきましょう。
多機能をコントロールするのは、キーが少なくては使いにくい、ということです。キーボードがしっかりあって、ディスプレイが見やすくなければ、せっかくの機能が使いこなせません。できれば、ディスプレイは大きくて表示が見やすいほうがいいですね。漢字の表記ができるかどうかなど、重要な選択肢です。

またアウトドアでのハンディ運用を考えたら、豊富な機能もさることながら、携帯のしやすさを考えなければならないでしょう。大切なのは、より小さく、軽いこと。特に長時間使う場合には、数10gの違いでも大きな違いになります。そして、意外と重要なのは、送信することより受信の頻度のほうが多いこと。実際のトランシーバーでの通話より、トランシーバーをラジオ代わりにして音楽や天気予報を聴いたり、各種の受信を楽しんだり。
ですから、受信の性能がしっかりしたものを選びたいものです。消費電流なども、忘れてはいけないチェック項目です。


モービル機を選ぶときには。

多くのハンディ機は、ハムショップで新品を購入すれば、もうそれだけで必要なものは揃っており、すぐにも運用が始められます。基本セットにないものといえば、乾電池くらいではないでしょうか。でも、モービル機の場合は、トランシーバーのほかにアンテナを購入しなければなりません。また、場合によってはDC-DCコンバータが必要になる時もあります。アンテナもクルマの形状に合わせて、トランクリッド式、リアバンパー式、ルーフサイド式などの中から選びます。トランシーバーも、クルマに設置しなければなりません。こうして、手間をかけてトランシーバーやアンテナを設置した分、ハンディ機にくらべて楽しみも格別です。


●基本は2バンド。

モービル機の基本は2バンドです。つまり、144MHzと430MHzのポピュラーバンド搭載モデルが大半になります。さあ、あなたはこの2バンドを同時に運用するか、切り換えて使うか、どちらのタイプを選びますか。2つのバンドを同時に表示し、2つのバンドが聴こえるなど、楽しみ方に奥行きのあるタイプ。使いやすさとコストパフォーマンスのシンプルタイプ。それぞれの良さがありますので、自分のまわりにハムの先輩がいたら、アドバイスを求めるとよいかもしれません。

●ツーリングが楽しくなるように。
モービル機の楽しみは、ドライブしながらの運用ですね。ちょっとパーキングで一休みしながら、離れた友だちを呼んでみる。出かけた先で、地元のハムから情報を聞く。ドライブが楽しくなるような、トランシーバーを選んでください。
安かったからとか、機能がたくさんついていてカッコいいから、で選ぶことがあるかもしれません。
でも、使い勝手が悪かったり、せっかくの機能を使いこなしていなければ、楽しいはずのドライブも、トランシーバーに対する不満が残ってします。初めてモービル機を購入する場合は、どのトランシーバーなら、ドライブが楽しくなるか、を基準に考えてみてください。モービル機を使うためにドライブ(運転)する、ようになるのは、まだこれからです。

●固定機だって、気軽に楽しめる。


ハンディやモービルと違って、基地運用はなんかむずかしい。そんなイメージを最初はもちます。でも、ハンディやモービルで気軽に使っているFMモードなら、そんなに慎重にならなくても大丈夫。FMモードから始めて、だんだんとステップアップしましょう。いつか、当然のように海外のハムと通信できる日がやってくるかもしれません。

 

 
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